ふりがなをけす
かけはし 2012年7月のご報告(2012年7月31日現在)
かけはし 2012年7月のご報告(2012年7月31日現在)
1.ご登録者以外のご相談の延べ件数 41件
ご本人 17件 ご家族 8件 企業 0件 関係機関 16件
2.ご登録者
1)ご新規 5名
(精神障がい 20名 知的障がい 2名 身体障がい 1名 ) その他障がい 0名
2)総数 217名
(1)障がい種別の内訳:精神障がい 105名 知的障がい 69名 身体障がい 26名
※重複 17名
(2)支援段階別の内訳:就職準備支援 99名 求職活動支援 25名 職場定着支援 93名
3)支援内容別件数
(1)職業相談 242件
求職前35件
求職中78件
職場定着129件
(2)就職準備支援(求職前) 90件
情報収集・アセスメント 9件
情報提供 4件
他機関同行・訪問 15件
職業準備性向上のためのプログラム 0件
職場見学 0件
その他(連絡・調整等) 62件
(3)就職準備支援(求職中) 68件
求人情報提供・収集(ハローワーク同行含む) 7件
面接同行 5件
職場見学 3件
その他(連絡・調整等) 53件
(4)職場開拓 2件
(5)職場実習 0件
体験のため 0件
就労のため 0件
(6)職場定着支援 129件
職場訪問 30件
その他(連絡・調整等) 99件
(7)離職支援 2件
相談 0件
その他(連絡・調整) 2件
(8)生活支援 64件
3. 関係機関への求人情報提供8回
4.かけはし主催プログラム
*かけはしサロン(7月11日)
15名の方にご参加いただきました。詳しくは最新ニュースをご覧ください。
*夕食会(7月20日)
登録者15名の方にご参加いただきました。
*コミュニケーションスキル講座(7月31日)
14名の方にご参加いただきました。詳しくは最新ニュースをご覧ください。
5.新規就職者( 2名 2012年度累計 5名)
@卸売小売業・品出し(1日4時間・週4日)
Aその他サービス業・事務(1日7時間・週5日)
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第4回 かけはしサロン(就労支援座談会) 開催2012 / 7 / 11
第4回 かけはしサロン(就労支援座談会) 開催2012 / 7 / 11
三鷹市障がい者就労支援センターかけはしでは、障がい者の就労支援のネットワークを広げていくことを目的に、就労支援座談会「かけはしサロン」を開催しております。今回で第4回目となる「かけはしサロン」では、ゲストスピーカーに三鷹商工会の会長であり、株式会社アツデンの会長である佐藤文典氏をお招きいたしました。障がい者の支援機関関係者は、三鷹市の歴史や産業を知ることで地域や企業の理解を深め、また地域の企業の方には市内の支援機関を知っていただくという交流の場になればという趣旨で開催しました。三鷹市内の企業、三鷹市役所、障がい者支援機関と各方面から総勢13名の方々が参加してくださいました。開催は7月11日、今回も会場は星と風のカフェhttp://www2.bbweb-arena.com/hshcafe/ のご協力をいただいております。
三鷹商工会は平成22年に創立50周年を迎え、全国で2番目、東京で1番目に創立された商工会です。「三鷹に生きる〜商工会50年の歩み〜」というテーマについて、佐藤氏の「三鷹を愛する」という視点から、商工会の歩みをお話しいただきました。まず最初に、商工会がどんなことをしているのか、ご説明をいただき、三鷹商工まつりなど様々なイベントのご案内をいただきました。次に、三鷹商工会の工業部会が作ったビデオのご紹介がありました。昭和40年代ごろの三鷹の工業の様子を知ることができる貴重な映像でした。その当時は緑の中に工場があったこと、国家的研究機関が多数あったこと、ものづくりが盛んな土地であり、それは今でも引き継がれていることなど、三鷹の産業の歴史を垣間見ることができました。今回お集まりいただいた支援機関の方々の中には、障がいのある方とものづくりに関わっていらっしゃる方が多く、後半の意見交換ではこのような話題が飛び交いました。佐藤氏からは「いろんな意味での交流が大切。相互理解の機会や、良い形での協同が大事」というお言葉を頂戴しました。名刺交換や意見交換など、参加していただいた皆様は最後まで積極的に交流されていました。
今回のかけはしサロンは、武蔵野三鷹ケーブルテレビ株式会社の取材が入り、翌日18時の番組でその模様が紹介されました。
以下、皆様からのご意見・ご感想をご紹介します。
・新商品をつくるにあたり、商工会が主催している三鷹実践経営塾に参加させていただいた。とても勉強になった。
・商工会には、経営コンサルタントをしている経営指導員がいる。エキスパートバンク制度などもあるので、ぜひ活用していただければと思う。
・福祉施設が作った物や食べ物などを持ち寄って、試食会みたいなものができたら面白いと思う。
・お互い本音で語り合えたら、と思う。障がい者雇用を商工会の方にお願いしたい。
・会社の方に、実習の場を提供していただきたい。現場に出て伸びる力に勝るものはない。作業所とは違う厳しい環境で経験を積んでこそ、実際に役に立てる人材になれる。仕事を体験できる機会をいただければありがたい。
・最近企業では短時間労働の求人が増えており、精神障がいの方は逆に短時間労働の方が好都合の場合もある。数時間でも外に出るチャンスをいただければと思う。
・お願いします、で終わらずに、積極的に働きかけてまずは人間関係をつくってみては。同じ商売という目線で仲間になり、本音で語って個人個人でアピールしてくれたら、もっと飛び込みやすい。
・精神科病院を退院したら、働きたいと思っている人が多い。社会全体を見たときに、いろんな場面でいろんな取組みをしている。今回の話を退院支援に役立てたい。
・障がい者が作ったもの、と意識させないくらい良いものを作る。今日のような交流で、今まで接点がなかったところと接点が持て、どこかで一緒にコラボできればいいと思う。
・作業所を利用している多くの方が、将来働きたいというニーズがある。こういう場所で人と人とのつながりを大切にし、就労にしても販路にしても、身近で地域とつながっていくことの大切さを感じた。
・障がい者のものづくりや店づくりは、明るく楽しく笑顔で、みんなでワイワイやる、というのが大事かなと思う。
・働くことは生きることそのもの。障がいがあるから、と制限を受けることなく、その人自身が、働くことや生きることを制限なくやっていける、そういう社会になっていけたら、と思う。
・障がい者だからということではなく、物で勝負していきたいという話に感銘を受けた。
・福祉業界の方が経営塾に飛び込んでいただいたから、いろんな展開ができた。お互いに飛び込んでいって、本当の意味での交流ができれば、いろいろ面白い展開ができるのでは、と期待している。



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「第3回コミュニケーションスキル講座〜断るコミュニケーションスキル〜」のご報告
「第3回コミュニケーションスキル講座〜断るコミュニケーションスキル〜」のご報告
7月31日(火)に、かけはし主催で「第3回コミュニケーションスキル講座」を行いました。今回は、市内の通所施設に在籍している当事者の方々10名と福祉施設の職員の方々4名の方々にご参加いただきました。
今回は「断る」をテーマにしました。昨年度、市内の福祉施設に通所されている当事者の方から「コミュニケーションに関してどういうことを学びたいと思っているか」、聞き取りをした結果からから選びました。
人から頼まれごとやお願いごとをされたときに、「いいえ」や「できません」と言うのは、「はい」や「できます」というより難しいことが多いです。特に、職場の上司や同僚、通所施設のメンバーさんや職員さん、友人、家族など、毎日のように顔を合わせる人からの頼まれごとやお願いごとを断りたいときは、言い方に困ることがあります。
そこで今回は、「断る」場面を生活編と職場編の二つに分けて、それぞれ二つのシナリオ(「勧誘を断る」「夕食の誘いを断る」など)を用意して、2つのグループでロールプレイを行いました。お互いに相手役を行い、シナリオ通りに言ったり自分なりの言い方を工夫したりして、練習をしました。皆さん「演技派」で、断りにくい場面をリアルに作っていただきましたので、とてもよい練習になったと思います。
ご参加いただいた皆さん、お手伝いいただいた職員の方々、どうもありがとうございました。
最後にご参加いただいた方々の感想をご紹介します。
・断り方がなかなか難しいし、難しいのが辛いなーと思った。
・「断る」というのは日常出くわすが、なかなか難しく今日は勉強になった。他の人のロールプレイをみて、我がふりを直せると思った。
・みなさんの真剣かつリアルなロールプレイで、勉強にもなった。日々の中で使っていけるといい。
・初めてで緊張した。
・自分も断るのが得意ではないが、みんなの実践をみてみるとシナリオよりもリアルだった。基本的な断り方を知っていると今後の対応が違ってくると思う。
・断るのは難しいが、シナリオの中にあったクッション言葉は役に立つと思う。きっちり断らないと自分も疲れるし、クッション言葉を覚えて帰るといいと思った。
・あまり断れなかったが、ちょっと勉強になった。作業所に帰って宿題にしたい。
・今回初めて参加して自分のためになった。
・断るのは難しいが、相手の為にも無理してつきあうより上手に断るほうがいい。みんなの演技力がうまかった。
・初めて経験した。自分は断るのは苦手だったが、今回勉強させもらった。
・初めて参加して断ることができた。ありがとうございました。
・みんな断れないと言っていたが、ロールプレイではみんな自分のアレンジができていた。今度は大丈夫と思う。失敗しても1回はやってみると上手になると思う。
・ロールプレイで断られた相手役の人の気持ちを聞いたら、意外とみんな嫌な気持ちにならなかったと言っていた。みんなと経験が出来て良かった。
・相手に不快感を与えずに断るのは難しいが、今日のロールプレイを生活に活かしたい。
・自分はコミュニケーションをとるのが好きだが、断るのは難しいものだと思っている。今日学んだことを活かしていきたい。
・クッション言葉や同じ言葉を繰り返すと断りやすくなる。意識していなかったことがロールプレイをすることによって、相手に不快感を与えないということがわかった。
・相手の誘いや頼みを引き受けるのは最初は楽だが、後が大変。逆に断るのは最初は大変だが、後が楽。後が楽な方がいい。自分も断り上手になりたいと思った。